3.投資のはじめに

【重要】
ここで説明していることは、投資歴たった3年の初心者が、ＹｏｕＴｕｂｅを2年ほど毎日見続けて知った情報です。
個人的な感情が入っており、必ずしもベストな投資方法であったり、正確な情報でない可能性もあります。
その点を踏まえたうえでご覧ください。
また、投資することを積極的にお勧めしているわけではありません。
普段のサロンワークの中で、お聞きしたことに対して私が知っていることを記しています。

いくらまで投資にお金を回すことができるのか？って事です。
「投資は余剰資金で行いましょう」とよく聞きますよね。
その余剰資金とはいくらでしょうか？
この金額は、みなさんのそれぞれのライフスタイルによって必要な金額が違ってきます。
子育て中で、生活資金が多く必要な人。子育てが終わって生活資金が少額で済む人。
それぞれですが、おおむね生活費6か月分～1年分の資金は現金または、銀行預金で持っておくようにしましょう。
また、年齢によっても投資限度額は変わってきます。一般的に長期投資（15年以上）すれば元本割れリスクはほとんど無いと言われますが、ご自身の年齢によっては、その15年が厳しい場合もありますので、そのあたりも考慮してください。

投資スタイルも様々なのですが、「コア」「サテライト」戦略が良いとされています。
「コア」の部分は、投資の中心となる部分で、基本的には、比較的安全な投資信託を選択します。
「サテライト」の部分は、投資額全体の多くても2割程度を、個別株や利回りの高い投資信託などを選択します。
ここでしっかりとお話ししておかないといけないのは、投資は、優良投資信託に投資して15年以上売らずに持ち続けていると、投資期間の中で何度か出くわす、大暴落があっても、過去においては元本割れになったことが無いという事実です。
逆に言うと、15年未満の投資では元本割れするリスクがあるという事です。
何があっても、元本割れしているときには、売却して投資の場から退場しないでください。待っていればやがて利益が出てくるはずです。
特に、若い方は投資期間が長く取れますので、毎月は少額の投資でも、大きな成果が出やすいので頑張ってみてください。
投資で成功するためには、「長期」「分散」「低コスト」の原則は守ってください。
「長期」とは、15年以上でなるべく長く投資することで、元本割れリスクが減るし、「複利」効果が発揮され雪だるま式に、お金が増えやすいです。
「複利効果」とは、初年度100万円の元金に対して、5％の配当や評価益があったとすると、5万円増えて、1年目の評価額は105万円です。2年目は、その105万円を元金として、利益が計算されるので、5.25万円増えて110.25万円のように、利息にも利益が乗ってきますので、年数とともに、利益が大きくなります。

基本的には、運用コストが安く、多くのセクターに分散され、多くの企業の株を集めた投資信託が良いと思います。
ハイテク株だけとか、ヘルスケアだけとかでなく、なるべく多くの産業に分散されたものが安全です。
投資リスクが少ないとされる投資商品は、「三菱UFJ-eMAXIS Slim 米国株式（オール・カントリー）」や「三菱UFJ-eMAXIS Slim 米国株式（S&P500）」です。
この2つの商品は、ほとんどの先輩長期投資の投資家たちがおすすめしています。

◆「三菱UFJ-eMAXIS Slim 米国株式（オール・カントリー）」
日本を含む先進国ならびに新興国の株式に投資し、MSCIオール・カントリー・ワールド・インデックスに連動する投資成果を目指して運用を行う投資信託です。先進国（アメリカ・日本・イギリス・フランス・カナダ他）23か国・新興国（中国・インド・台湾他）24か国と多くの国に分散された、約3000社に投資できます。
いうなれば、世界の成長に投資するイメージです。
【組み入れ上位銘柄】
アップル・マイクロソフト・アマゾン・NVIDIA・アルファベット・テスラなど
【信託報酬】
0.05775%　非常に低コストです。

◆「三菱UFJ-eMAXIS Slim 米国株式（S&P500）」
米国の株式に投資する投資信託です。
マイクロソフト・アップル・アマゾン・NVIDIA・アルファベット・META・など米国500社に時価総額加重平均で投資しています。
世界をけん引する米国に集中投資するイメージです。

基本的には、興味のある会社や、見聞きして気になる銘柄を買っていけばよいと思います。
私の場合、米国の「テスラ」が大きく値下がりしていた時に1株買いました。それ以外は日本の高配当株の「ＪＴ」
などをサテライト枠としてお楽しみとして買っています。
この投資は基本的には、ハイリスク・ハイリターンの株式や投資信託を購入するようになりますので、投資配分は全体の10％程度などで、配分には注意が必要です。

投資で得られるリターンには「キャピタルゲイン」と「インカムゲイン」の2種類があります。
キャピタルゲインとは、値上がり益のことで、全世界株式の投資信託やS&P500などの投資信託で、配当金・分配金が払い出されないものが値上がり益が大きくなりやすいです。

インカムゲインとは、分配金や配当金のことで、多くの場合、年1回や4回配当金の支払いがありますので、口座にお金が払い出されます。
毎月投資をすると、毎月一方的にお金が出ていくだけですが、配当金の支払いがある株に投資すると指定の月にお金が貰えるのが特徴です。